Q. 届いたテストテープのレベルが低いようです。
A. 正確であるべきテストテープですが、一般に、高域の信号から減衰が進み、偏差も大きくなります。何らかの理由で録音信号がダメージを受けている可能性を含み、原因は多岐で丹念に探ることになります。時に輸送時の外乱や、テープレコーダー自体に問題がある場合です。
Q. テストテープは特に取扱いに注意を払う必要があると聞きました。とくに磁気ヘッドの消磁方法がよくわかりません。
A. テープレコーダーと消磁器の説明書を併せてお読みください。消磁の仕組みは、再生ヘッドやガイドに対し交流の磁力を与え、抗磁力を超えた磁気飽和の状態から滑らかにゼロにすることで磁気を抜くことが出来ます。多少の熟練が必要です。職業用テープレコーダーのヘッド消磁ができるものが良く、目安は着磁済みの手工具ドライバーのビットが軽く消磁出来るパワーがあれば確実です。但し、ハイパワー消磁器の使用の際は一般カセットデッキの再生アンプの耐入力に注意が必要です。
◆ アジマス ◆
Q. 使用限度は?
A. 走行が不安定になったり、テープに皺が多くなったら新たにお求めください。
Q. 裏面は使えますか?
A. フルトラックなので音は出ますが、アジマスの確度保証はありません。ラベル貼付面を使用して不安定な走行になりがちなアタマ(巻き始め)とシッポ(巻き終り)を避けてアジマスセットしてください。よく使用するカセットテープはC-46~C-90のもののはずで、Hi-Fiデッキの微調整にはできるだけCCSシリーズを使用してください。特にBMT、BMUシリーズはC-10カセットテープ相当の走行特性でアジマスを観ているということを念頭に置いてください。特別事情としてC-10カセットテープにしか録音、再生しない場合は問題ありません。
Q. 変調雑音観られますか?
A. 観られます。
Q. B7のカセットテープはこれまでに使ってきたテストテープと比べてアジマスがずれているみたいです。
A. 前のテストテープが正常品と仮定した場合、デッキの走行特性がカセットハーフに敏感です。B7のカセットを使ってください。どちらも満足したい場合は、テープパスの平衡度、ゴム部品を交換するなどして、テープおよびクローズドループテンションの最適化を試みてください。
◆ トラックアライメント ◆
Q. 使用限度は?
A. 走行が不安定になったり、テープの皺やゴミ噛みによる表面の窪み荒れが多くなったら新たにお求めください。
Q. 裏面は使えますか?
A. CCS-181Nについては表面はシッポ、裏面はアタマの走行特性ということを念頭に置いてお使いください。
◆ スピード W & F ◆
Q. 使用限度は?
A. 走行が不安定になったり、テープの皺やゴミ噛みによる表面の窪み荒れが多くなったら新たにお求めください。
Q. クォーツロックDDデッキですが、規格値に入りません。
A. 常に温度湿度の使用環境とテープの総合特性の影響を受けています。特に高性能テープの平滑性によるキャプスタンのスリップの減少により、ダブルキャプスタンデッキの場合、テープに対してクローズドループテンションが強くなっている可能性があります。使用環境と好みのテープ銘柄に合わせる個別対応が推奨されます。
Q. 裏面は使えますか?
A. フルトラックなので両面使用できます。デッキの特性、テープテンションおよびテープパスフリクション変動の影響からテープアタマとシッポの位置でスピードドリフトが大きくなります。スピードセットの際は不安定な走行になりがちなアタマとシッポを避けてください。
Q. 変調雑音観られますか?
A. 観られます。
◆ レベル ◆
Q. 使用限度は?
A. 手元のリファレンスデッキで初期値を確認しておいたのちのレベル低下を感じたり、走行が不安定になったり、テープの皺やゴミ噛みによる表面の窪み荒れが多くなったら新たにお求めください。
Q. 裏面は使えますか?
A. フルトラックなので音は出ますが、レベルの確度保証はありません。
◆ 周波数特性 ◆
Q. 使用限度は?
A. 手元のリファレンスデッキで初期値を確認しておいたのちのレベル低下を感じたり、走行が不安定になったり、テープの皺やゴミ噛みによる表面の窪み荒れが多くなったら新たにお求めください。
Q. 裏面は使えますか?
A. フルトラックなので音は出ますが、レベルの確度保証はありません。
Q. アジマスセットに使用できますか?
A. カセットハーフによるテープ走行個体差があることでアジマスセットをしてから周波数特性を測定できるプログラムにしています。但し、このアジマスセットは周波数特性を拡大して観るために微調整の範囲で行うものでアジマスセットは主体ではありません。任意のテープ位置が使えるアジマスセット専用テストテープのほうが高確度です。