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【 ブランド 】
「 malo / マロ 」
1973年、スコットランド製のニットが全盛であったこの時代に、インパクトあるイタリア製
カシミアニット作りを目的としてフィレンツェ郊外に創業されました。最高クラスの原毛を使用した
密度の高い高級ニットにおいて、マロの名声はイギリスのバランタインと並び不動のものになっています。
マロのニットは、素朴な味わいのあるスコットランド製ニットとは全く趣が異なり、ソフトな着心地、
独特な色合いなどが特徴です。
【 アイテム 】
どこでも暖房が完備され、温暖化の影響なのか真冬の野外でさえそれほど寒くない昨今。
コートに求められることもやはり変化しております。快適さを求める時代を投影しスポーティという
キーワードが注目されてからというもの、ナイロンを始めとする化学繊維のコートも流行っております。
ウールの本格的なコートも魅力ですが、現代性・着回しやすさではナイロン製のコートに勝るものはありません。
実用性抜群のナイロン製コートも化学繊維の弱点ともいうべきチープなものはＮＧです。
選ぶべきは上質な素材感。ナイロンコートの本来の軽快さを残しつつ、一流コートとしての
上質感と気品を兼ね備えたモノが絶対条件！基本的には定番的なモノではありますが、この手のアイテム自体も日々進化しています。
かつてのナイロン素材は見るからに貧相だったり、テカテカしてチープさが際立ったりしてしまいます。
本来のオーセンティックな魅力を残しながらも時代の空気を吸収し、機能性、リッチに進化を遂げた
次世代のナイロン素材であれば、スポーティでありながら大人っぽさも兼ね備え、高級感も醸し出しながら、
ヌケ感も演出できる、というなんとも塩梅絶妙なスタイルが完成するというわけです。
【 コメント 】
そこでご紹介するのは、創業わずか30余年で、ラグジュアリーニットブランドとしての
不動の地位を築いた世界のセレブリティを魅了する¨malo(マロ)¨の「中綿入りフードコート」。
改めて聞くまでもなくクラシックなコートは既にお持ちですよね？
では、フード付きのソレはというと、なかなか手は挙がらないはず。だから新鮮。
フーデッドコートは文字通り大きなフードが特徴であるのとないのでは、印象が大きく異なります。
ボリュームがある分、男らしく、スポーティにキマるうえに、首まわりにニュアンスが加わりますので若々しく洒脱な印象。
クラシックなコーディネートに用いると独自のモードな雰囲気に仕上がる便利なアイテム。
冬の街並みに溶け込むような洗練された佇まいと、日常に寄り添う機能性を兼ね備えた逸品。
MALOが仕立てたこちらの中綿入りコートは、ラグジュアリーウエアの魅力を静かに物語る一着です。
表地には、マッドな艶を湛えたピーチスキンナイロンを採用。手に触れた瞬間、わずかに起毛した柔らかなタッチと、
深みのある濃紺がもつしっとりとした光沢が際立ち、まるで高級レザーのような色気を放ちます。
艶やかでありながら派手さはなく、控えめな品格を纏うその質感は、落ち着きを重んじる大人の装いにまさに相応しいもの。
内側には薄手の中綿を程よく充填することで、ダウンのように膨らみ過ぎず、それでいてしっかりと保温性を確保。
厳冬期はインナー次第で暖かく、秋口・春先は軽快なアウターとして活躍できる、三シーズン対応の懐の深さが魅力です。
都会的なライフスタイルにフィットする、絶妙な中綿の分量は、着膨れせずスマートなシルエットを保ちます。
デザインソースはミリタリーの名作、フィールドパーカ。
胸元には縦型のジップポケット、腰にはフラップポケットとスリットポケットを重ね、視覚的なリズムを生みつつ、
収納力と利便性を確保。装飾的になりすぎない絶妙なバランスで、実用性と装飾性が高いレベルで共存。
まさに“大人のためのモダンミリタリー”と呼ぶにふさわしい仕上がり。
ネックは、首元にボリューム感から豊かな首まわりを生み出す「ハイネックデザインのフーディ」。
フロントを開けた際にはフロントを開けた際には、ネックがサイドに流れ、内側から現れるグレーカラーが、
コーディネートに奥行きを与え、さりげない洒落感を演出します。色彩のコントラストが強すぎず、
あくまで品良くまとまっている点も、MALOならではの美意識が光るポイントです。
ネックボタンを留め、首元まで括ればオトコらしい雰囲気に。
さらにフード周りにドローストリングが付いているので、コードを絞ってニュアンスを加えるのも洒落ています。
フロントはジップとスナップボタンの二重構造で、防風性を高めながら着脱のしやすさも考慮。
ジップはお馴染みのダブルジップ。ジップの開閉幅を調節して、自分好みのシルエット(腹部にゆとり）を作り出せ、
洒落た着こなしを楽しめます。前を締めた状態で座っても、裾をほどよく開いておくことができるので窮屈になりません。
袖口には厚手のインナーリブを配し、冷気の侵入を防ぎつつ、手元の動きやすさも確保しています。
機能的なポケット郡。
身の回りの小物を無造作に放り込んで、手ブラで颯爽と歩ける開放感はこの時代に必要不可欠！
本作、フィールドパーカらしく実に機能的。胸部に「ジップポケットｘ２」、
腹部に「スナップボタン開閉パッチフラップポケットｘ２」と「スリットポケットｘ２」、
内側に「ボタン留めポケットｘ１」、「ペンホルダーｘ１」、「ジップポケットｘ１」をセット。
ポケットが外側、内側合わせて『９室』もあるため、バッグ要らず（手ぶらでＯＫ）。旅のお供には最適です！
仕立て、縫製、細部のディテール、その全てにおいて、一切の妥協を排した超一流の完成度を誇ります。
内部にはグレー配色のキルティング裏地をあしらい、滑らかな袖通りと高い保温性、そして視覚的な高級感まで兼ね備えた設計。
表からは見えない部分にまで手を抜かないMALOらしい誠実なものづくりが息づいています。
フロントジップの引き手には、高級時計のようなヘアライン仕上げを施し、表面にはブランドアイコン、
裏には「malo」のロゴを刻印。スナップボタンにも同様のアイコン柄が入り、控えめながら確かな存在感を添えています。
内ポケット（ジップ仕様）のフラップにはヘリンボーン柄を採用し、日常の動作に上質な所作をもたらすディテールが光ります。
フードのドローストリング、本水牛ボタンまでもが専用刻印入りのオリジナル仕様。
¨見せること／見られること¨を前提とした設計で、細部に触れる度に所有欲を満たしてくれる仕上がりです。
生産はイタリアのレザー専業ファクトリー。素材を熟知した職人の経験値と高度な縫製技術が発揮され、
スマートなフォルムと快適な着用感の両立に成功しています。テーラードジャケットのように前振りでつけられた袖、
シルエットを美しく見せる切り替え処理、肩まわりの自然な落ち感…。着た瞬間に「良い服」とわかる一体感が得られます。
さらに後身頃は贅沢な一枚取り。継ぎ目を排したことで背中のラインが驚くほど美しく、動いたときのドレープ、
背面の表情までもが優雅です。見えない部分であっても手間をかけた服づくり。細部に宿る配慮こそ、
このアウターが一級品であることの証と言えるでしょう。
洗練と機能美が融合した、MALOの中綿入りフィールドパーカ。
中綿特有の軽快さ、ナイロン特有の上品な艶、そしてシンプルに装うだけで雰囲気が出る完成されたフォルム。
ミリタリーの無骨さを残しつつも洗練とクリーンさを両立した、まさに都会的なフィールドパーカです。
休日のラフな装いはもちろん、ウールパンツやレザーシューズとの合わせで街使いにも馴染み、
シーンを選ばずに羽織れる万能コート。トレンドに左右されず長く愛用したい、大人のワードローブにふさわしい一着です。
【 ディテール 】
・フードコート
・フロント：ダブルジップｘスナップボタン
・一体型フード（ドローストリング３つ）
・襟：２Ｂハイネック
・胸部：縦型ジップポケット
・身頃：フラップポケット＆スリットポケット
・袖先：厚手インナーリブ
・総裏地キルティング
・内ポケット３つ（ジップポケットｘ１、ボタンポケットｘ１、ペンホルダーｘ１）
・ハンガーループ
・各ハードウエアは刻印入りオリジナル
【 生地 】
メイン素材は、『 とろけるように滑らかなピーチスキンナイロン 』になります。
素材に強い拘りを持つマロらしい高級感佇む素材になります。カシミア製品を手掛けてきた同ブランドは、
レザー製品やデニム素材、ナイロン素材、布帛素材などの
カシミア以外の素材にも、カシミアに近い表情 (質感）に重点を置き、素材を厳選します。
シンプルで飾らない服が大半を占めますが、どれも素材が素晴らしく、ぱっと見ただけでも上質感が伝わります。
¨素材で魅せる大人のための服¨と言えます。
ブルネロクチネリでも使用されていた生地なので、感動すら覚えるクオリティです。
ピーチスキンナイロンの醍醐味は、まず指先が触れた瞬間にわかる“吸い付くような微起毛の肌触り”。
まるで熟した桃の表面にそっと触れたときのような、しっとりとしたタッチが特徴です。
表面に極めて短い微細な毛羽を持たせることで、ナイロンでありながら天然素材のようなぬくもりとしなやかさを獲得。
一般的なツルっとしたナイロンとは明確に一線を画し、自然なマット質感と落ち着きのある光沢が、
大人のアウターに相応しい上品さを漂わせます。
ドレープや陰影からも伝わるように、動きに合わせて柔らかく表情を変え、艶が“線”ではなく“面”で
揺れるのがこの素材ならではの魅力。光を受けるとわずかに濡れたような艶を帯び、暗い環境ではマットに沈む。
この二面性こそが、都会的で洗練された印象を醸し出す理由です。過剰に主張しない控えめな光沢は、
冬の重衣料にありがちな野暮ったさを排し、合わせるインナーの色や質感を引き立てる名脇役にもなり得ます。
加えてナイロン素材ゆえの耐久性・防風性・軽量性は実用面でも大きなアドバンテージ。
表面の微起毛は肌あたりを優しくし、冷たい空気が触れたときでも布がキリッと張らず、柔らかな着心地をキープします。
使用を重ねると繊維が潰れ、微光沢とマットが混ざり合いながら奥行きある表情へと変化していく経年の楽しみも魅力。
新品の清潔感と、育てることで深まる色気。その両方を味わえる素材です。
つまりピーチスキンナイロンとは、機能素材でありながら、ラグジュアリー素材の顔も持つ贅沢な生地。
表情は静かでありながら、近くで見たときの肌理の細かさや、指先で触れたときのしっとりとした質感によって、
所有者だけが感じ取れる特別な満足感を与えてくれます。大人が選ぶアウターにふさわしい、気品と実用性の両立。
その本質を体現する素材と言えるでしょう。
【 組成 】
表地／ポリエステル：100%
裏地／ポリエステル：100%
中綿／ポリエステル：100%
どこかにカシミア100%
どこかにヴァージンウール100%
【 色 】
こなれ感たっぷりな『ネイビー』です。
ピーチスキンによって表現された、シックだけど地味じゃない、なおかつこなれ感が宿る、そんな絶妙なネイビー。
フェード感のあるくすんだカラーがお洒落な寛ぎある雰囲気が十分に漂っております。
ネイビーコート同様に、どのカラーとのトップスとも相性が良く、さりげなく普段着に取り入れられる汎用性の高さも魅力です。
【 サイズ感 】
ラインは、バサッと羽織ってサマになる『モダンでスマートなシルエット』です。
フィールドパーカゆえに極ピタのシルエットではなく、バサッと優雅に羽織れるスマートシルエットで、
至極快適なフィット感を持ちます。。スリーブも細くスマートですがインにスーツや
ジャケットを着ることができるだけの余裕はきちんとあります。
着丈は、コートのレングスの中で最も短い『フィンガーチップレングス（指先丈）』
指先くらいの、ジャケットが隠れる軽快感のある着丈なので、様々なスタイルと相性抜群！
コートとしての風格を失わず、 それでいて裾さばきの軽快さも備えた、このアイテムにはベストな着丈です。
【 サイズ 】
「 48 」
【 サイズ実寸 】
着丈： 82 cm
肩幅： 46 cm
身幅： 57 cm
袖丈： 64 cm
採寸位置
着丈・・・後襟付け根中心から裾
肩幅・・・肩先から肩先直線
身幅・・・袖付け根位置の脇下両端直線
袖丈・・・肩先、袖付け根から袖口
全て平台の上に平置きし、外寸を計測。
サイズスペックは各サイズよりランダムに選んだ一個体の実寸値となります。
商品により誤差がある場合がございますのでご了承ください。
【 着用シーズン 】
秋／冬／春
【 モデル 】
UA6141
【 状態 】
新品未使用
【 付属品 】
タグ、スペアパーツ
【 製造国 】
イタリア製
【 定価 】
￥530,200（税込）
【画像10枚目】の通り、ユーロ定価1,990 は日本定価 530,200円になります。
【 備考 】
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